画家、Henri Matisseについて書きたいと思います。
とてもきれいな色彩です。
白、薄いブルー、グレーを基調とした絵画もありますが、
全体のコントラストで、どの色も存在感があり、
美しく描かれています。
室内の様子を多く描いた画家でもあると思います。
アトリエ、観葉植物、テーブル、
日常の様子を大胆な構成で描いています。
同時に繊細さが感じられる描写もあります。
そして時々、どこかジャポニズムの雰囲気も漂わせています。
窓がある風景では空間の大きさを描き、一方でブラウスの柄の描き方の面白さがあり、多彩な表現を感じる事ができます。
また、切り絵でジャズを表現した作品もあります。
美術館でHenri Matisseの作品に出逢うと、その躍動感、色彩の構成に、嬉しさを感じます。
明るい窓からの景色、そこに佇む人生の時間の美しさ、
Henri Matisseの人生観、画家としての強さを感じるのです。
2017年11月7日